新日本プロレスvsUWFインターナショナルの対抗戦、中でも1995年10月9日に行われた東京ドーム大会はいまだプロレス界で語り継がれる伝説的なアングルです。
このときすでにUFCが登場し、日本ではパンクラスがリアルファイト興行を打つなど、すでに総合格闘技の原型は出現していましたが、なぜ新日対Uインターのプロレス的な対抗戦アングルがあれほどの熱狂を生んだのでしょうか?
まだすべてのプロレスファンがいわゆる「ガチンコ」がどのようなものかをわかっていなかったこともありますが、それだけでなくお互いのメンツを賭けたイデオロギーの戦いであることと、プロレスの中にも存在するガチンコ的要素がただならぬ緊張感を呼んでいたからではないでしょうか。
この記事ではそんな「格闘風プロレス」が東京ドームを満員にできた1995年という時代を懐かしむネットの反応をまとめてみました。
ネットの反応
全盛期の三沢と高田が戦ったらどっちが強かった?
橋本と船木だったら?
このスレはそういう話をもっとやるべき。
後出しの技術論とか歴史とかマジうざいわ。知識ひけらかすなよ。
ショーに強さも糞もないだろ
フロントがどっち勝たせるかってだけ
パンクラシスト船木とUインター高田が互いの看板背負った戦いするとしたら盛り上がるじゃん
政治的にケツが決まってたとしても事故のふりして一発入れるのかもとか、そういう裏読みまでしたいんだよ
単純なセールが上手いとか下手とかどうでもいいの
思わせぶりさせてくれれば
>>391
言いたいことはわかる
新日本vsUWFインターが何であんなに盛り上がったかと言えば、やっぱり緊張感がピリピリと伝わってきたからだよね
メインの武藤vs高田も勿論ケツは決まっていた
でも当事者の武藤自身も高田がいつ仕掛けてくるかも?と緊張してたって話だから
>>406
入場前のシーンで武藤がアップになるんだけど瞳孔が開いててかなり緊張してるんだよね。
あんな顔の武藤は初めて観た。
>>417
後、序盤は動きがいつもの武藤と違ってて警戒してるの感じる
>>406
ほんとこれだなあ
今みたいな反則しますブーイングどうぞ!ってヒールの構図じゃなくて、正義と正義のぶつかり合いだったからあそこまで爆発した。
そんでやっぱりU側のファンとしては、高田勝てじゃなくて、仕掛けてくれって人がほとんどだったように思う。
なんだかんだショーなら結局高田が負けるんだろってのも分かってたから、頼むから従うなってw
新日vsUインターは結果決まってても、いつシュートになるか分からないから緊張したのかな?それか味わったことないくらいにそれぞれのファンが熱狂してたからとか。
新日vsパンクラスもあったよね。ジョシュを新日所属にしてベルトを獲るという力業使ったけど、それも強さだよねw
>>429
高田の場合はvs北尾の前科がありますからね
結果的にブック破りみたいな形になりましたし、新日本も相当警戒したと思いますよ
>>431
高田も一瞬それを考えたけど、武藤は友達だし共に巡業した仲間だから裏切れないって話してたのはなんか良かった
単に高田が武藤の実力にビビってただけだろ
四の字ってのを良く受けたね
ピンとかならまだ言い訳きいたのに…
それを受けなきゃいけない財政難だったと思うと…
プロレス業界じゃピンフォール負けが一番の完全決着だよ
四の字はあくまでドラゴンスクリューの受身を失敗したって建前があるから
>>435
4の字固めはUに対するアンチテーゼだろ
あえて古典的なプロレス技を用いUを否定した
昔から武藤はUに否定的だったしね
あの頃の武藤のフィニッシュはムーンサルトプレスだから、それに比べたらって思ったのも有るんじゃないか?
美容院に行った高田がそこでも足を引きずってたと聞いてプロだと思った
そんな高田も健介相手に寝るのは我慢ならなかったのか
負けたらUインター存在価値を失うって判ってなかったんでしょ
間抜けというか馬鹿というか
>>442
貧すれば鈍するってとこだったのかな
それでも猪木ならやらかしてたんだろうな
で力道山は実際にやらかした
まぁ時代もあるし二人が別格なんだろうけど
泣き虫かなんかで見たが10・9はインターの取り分が1億円だったっけ。
もし高田がブック破りしたら1億円もらえないのかな?
俺はこれからの流れとして
高田が勝つと思ってたよ
まだ橋本も他の選手も沢山いたし
まさか負けるなんてな…
初戦で負けたのはインパクト大
Uインターと新日の対抗戦が始まった時はガチだと思ってたファンが殆どだったでしょ
今目線で考えると思い出補正したいと思うけど
ベイダーとやって、アホみたいにダウン繰り返してたから
当時からUインターは
リングスとかと較べて、懐疑的な目で見られてたでしょ
さすがにあれをガチだと思ってた人は少ないぞ
普段のプロレスを真剣勝負だと思ってた人でしょ?
その辺の議論は当時のプロレスや格闘技雑誌に載ってるファン投稿見ればわかるよ
それでも夢見てたファンが殆どだからドーム満員だったでしょ
過剰反応して「俺はブックを知ってた」みたいな賢者が出てくるから歴史検証動画は面倒くさいんじゃね
むしろバカになって最強レスラーは誰?みたいなトークをプヲタ二人で語り続ける動画とかでいいんじゃないかと
新日対Uインターは一興行だけ見れば新日の圧勝(高田の負けと安生ボコる事で全て清算)
でもこれをやっちまった事で後のPRIDEブームからの新日暗黒時代に繋がるのが面白い
あそこで高田を勝ちにしてUインターをそのまま新日に合流させて
高田を三銃士と同格のエースとして扱っていたら歴史は変わったかもしれないってのは
妄想が過ぎるかなw
いやいや、なんか違うな
現地にいたけどプロレスのビッグイベントとして盛り上がってたぞ
殺伐としてなかった、怒号とかなかったもん
>>456
俺も当時観に行ったけど
あれ殺伐になりようがないよ
大半の客が新日ファンだったもんあれw
あれ?Uインターのファンどこ?みたいな
WAR対反選手会同盟の後楽園みたいに
なりようがないよ数の暴力
高田や安生はプロレスに残っただろうけど
ガチやりたかった若手連中は新日合流拒否するでしょ
長州永田vs安生中野の前哨戦が前哨戦としてこれ以上ないくらい面白かった
あれもしかして安生強いんじゃねえの、と思わせる長州との絡みやフィニッシュの中野の十字に入るムーブ
スタイルの違いかただの新鮮味の問題か観客の熱狂もテレビから伝わってきた
安生のジェームスブラウンイズデッド+ブーイングが最高だったわ
高田に一年くらい王座防衛させて武藤リベンジで陥落、みたいなのが新日インター同時に生き残る方法だったんだろうけどあの時の長州がそんな事するはずないわな
あのドームは勝ち星の数はインター
ただし長州と武藤は勝つみたいにバランスとっても良かったと思うけど
第一試合は金原のハイキックで永田が失神 タンカで運ばれるみたいなブックで新日本ファンの不安を煽るとか
あれ以上の第1試合は無いだろ
アンチテーゼとか言う人がいるけど、俺はあのフィニッシュが良かったとは思わないね
プロレス史に残る最高のフィニッシュ
ドラスクからの4の字固めは
俺が通っていた格闘技道場での
プロレスごっこでも流行し
後にプロレスゲームでも定番のムーブと
して皆が使っていた
>>470
ドラゴンスクリューで実際スパーでやられたらまあまあ危ないてか膝痛めそうで腹立つけどね
この辺りの対抗戦話も動画にしてくれるみたいだから楽しみにして待っていることにしよう
解散してなきゃ
Uインターvs新日じゃなくて、
UWFvs新日で、
前田、船木、田村がいた。近藤、高橋、高坂もいたかも。
今思うと中野がドームのセミか
チケット取れないだろうなと思ったら
Uインター電話したらあっさり取れた
現場で健介の心ここに在らずの表情は見逃してた…
解散しなかったらWOWOWがスポンサーになってたからUインターよりは資金有っただろ
新日が潰れてた可能性も
>>475
新日は現存する日本最古のプロレス団体ってブランドがあるから、その度に親会社になりたがる企業がある。
UWF続いてたら、UFCが日本でも有名になったり、PRIDEが出来たとき、潰れるんじゃないか?
>>476
プロ野球もそうだけど、あそこまで大きい看板だと
その時代を席巻してる業種が、新しいビジネスは~うちのビジネス論は~みたいな感じで参入してくるんだよな。
そんで隆盛して廃れて代わっての繰り返し。
利益ももちろんだけど、自分の経営論に対するプライドみたいのが一番大きいし、単純に金勘定をしてるようなのはすぐ離れていく。
ブシロードもそのうち廃れてまた新しい業種が入ってくるんでしょう。
高田からしたらUでよく見るようなフィニッシュのほうが嫌だったんじゃないの
腕十字とか膝十字とかで新日レスラーに取られるってのはどうかと
越中に負けたのは腕十字ではなく
指つかまれたからと抗議したことあった
>>483
骨折だか捻挫だかしてる(ってことになってる)指を腕ひしぎ逆十字の態勢でひっつかまれたんだったか、そりゃ説得力あるわな
安生は格闘技路線いかずに対抗戦後に新日にいたら、プロレスでの高山くらいの位置になれたんじゃない?
小川にも勝ってるくらいだし。
引用元: ・https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/wres/1591296686/
編集長の一言
10.9の東京ドームが1995年10月だから、このときすでにバリトゥード・ジャパン(VTJ)が2回開催されていたことになります。ということはヒクソンvs中井祐樹やヒクソンvs山本宜久の半年も後なのに、この熱狂が生まれていたところが今振り返るとおかしな感じがします。でもプロレスを越えた感情のぶつかり合いの部分は今見てもおもしろいですよ!
とても興味深く読ませていただきました。
あの日の興奮は26年(!)経過した今も忘れるべくもありません。
「いつもは結果が決まっているけど、対抗戦はガチなのでは。」
会場にいた私は周囲からそんな声を聞きながらもワクワクしたものです。
結果はほぼ五部の勝敗。(5勝3敗)
「プロレスはガチ」を信じた最後の日だったと今も思います。
最後に「蝶野は出ないの?」と隣にいたカップルの女性。
彼氏が答えた回答が今も忘れる事ができません。
「あぁ、ドームの駐車場で宮戸をコテンパンにしてるよ。」
また更新されるのを楽しみにしています。